ワセケントリセツ
スタジオについて

週も中ほど、ご機嫌いかがでしょうか。廣川光です。
そろそろ夏本番まであと少しといったところでしょうか。バイク乗りの私からするとあまりに熱いのは少し憂鬱に感じられてしまいますが、今年は少し涼しいところに旅行なんか行こうかな、なんて考えたりしています。
さて今日は設計演習Aの「スタジオ」の内容について話したいと思います。人生でブログというものに触れたのが日向坂くらいなもので不安ですが、ひとつ、よしなにお願いします。
演習Aのシステムについては先日泰地君からあったと思いますが、今回注目してほしいのはその内容です。スタジオごとにそれぞれテーマのようなものが決められています。
中谷スタジオのテーマは端的に言うと「考現学」。考古学なら耳になじみがありますよね?昔を解明する考古学に対して、今を分析しようというのが考現学です。現代の生活を改めて観察することが主題となっています。
矢口スタジオのテーマは「都市のバックグラウンドの読み解き」です。主体のその他ともとれてしまう背景に目を向け、なぜそうなのか、どうやってそうなったのかを詰めていくことが求められています。
小阪スタジオのテーマは(明記されていないので勝手に言うと、)審美眼を鍛えることにあると思います。美しさを哲学的なところまで考えて身近なところから見つけるということが各課題に共通していたと思います。
山崎スタジオのテーマは(これも明記されていません)より建築の性質に近づけて身近のものを考えるということでしょうか。スケール感、時代性、宿題課題では強度の出し方についても考えました。
こんな感じでしょうか(笑)
各スタジオに個性があって、自分の得意分野を見つけるきっかけにもなってくれると思います。そして全課題に共通していることは自分の意図がしっかりと伝わるような表現をすること!ここがやはりネックになってきます。ぜひ、掲載作品に何を伝えるためのどのような工夫があるのかも注目してみてください。
今回はここまで!あしたはこの人の話し声を聴いたことがない建築学生などいないでおなじみ祐歌さんです。また来週お会いしましょう。
ミッフィーちゃん
廣川