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ワセケントリセツ

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数学の問題をたくさん解く理由

ワセケントリセツ月曜担当の大介です。



さて、今週のテーマは「受験」です。中高生のみなさんはもちろん、それ以外のみなさんも自分の受験生活や高校生の頃を思い出しながら読んでいただけると嬉しいです!



 


僕自身は一般入試でこの早稲田建築に入りました。もともと、国公立大とともに第一志望のひとつとしていた学科なので、合格した時はとても嬉しかったです。


もうひとつの第一志望だった国公立大はセンターの結果があまり良くなかったため出願せず、国公立大は違う大学を受験しました。そちらも合格したのですが、志望順位の高かった、早稲田建築を選んだという形です。




本題に入る前にですが、勉強や受験については、みなさんそれぞれに得意不得意もあれば、気持ちの持ち方はわかっていても取り組むとなると難しいという人もいることでしょう。僕自身も教育の専門家ではないので、一大学生の経験談として読んでいただければと思います。少しでもヒントになれば嬉しいです!



 


さて、受験生の頃、僕はある疑問を抱いていました。


数学の問題を繰り返し解くのはなぜなのだろう。本質的な例題だけ理解していれば量を重ねる必要はないのではないか」


似たような問題を多く解くことが無駄に感じてしまったのです。みなさんの中にも同じことを思った人はいませんか。



この疑問を解決してくれたのは、通っていた塾の数学の先生でした。ある日の授業の最後にこんなことをおっしゃっていたのです。


「今お前たちが解いている問題がそのまま入試で出ることは100%ない。だったらなんで数学の問題をたくさん解くかわかるか。受験当日、試験会場で自信を持ってペンを走らせるためだぞ」


その言葉に僕は衝撃を受けました。振り返ってみると、演習を十分にせずに望んだ定期テストは計算ひとつひとつに悩んでいた気がしました。それは自信がなかったからなんだと初めて気が付いたのです。



僕はこのことは数学に限らず、他の科目、さらに言えば日々の生活にも当てはまるのではないかと思います。このことには次の話題で触れたいと思います。




最終的に、受験の間際には僕の中で「なんとかなる、なんとか合格する」そんな気持ちがありました。それは一種の自信ですが、その源は、間違いなく自分の積み重ねたものでした。中高6年間は、勉強によく取り組めた時期も、疎かになった時期もありましたが、いざ受験をするという時に支えてくれたのは「あの時期真面目にやった」という経験でした。自信を持っている人は強い、そう感じたのです。


 

では、そもそも勉強はなぜしなければならないのでしょう。この理由は自分で見つけるほかありません。僕自身も明確な答えは持ち合わせていませんが、ある有名な先生はこう言います。


「ひと月頑張れる人は1年頑張れる。1年頑張れる人は10年頑張れる。10年頑張れる人は一生頑張れる」


先程の話ともつながりますが、小さなことでも、繰り返しやらなければならないことでもコツコツ取り組む人は、大きな仕事をやる時に大きな自信を持っているはずです。そして、その自信は成功に大きく近づけてくれることでしょう。その自信をつけるため、自信をつける訓練をするために受験勉強があると言ってもいいのかもしれません。


 

でもやる気が出ない、、、そんな時はどうすればいいのでしょうか。僕のモチベーションを上げてくれたのは、早稲田建築学報という雑誌でした。年に1回、早稲田建築の学生の優秀作品を掲載しているもので、本屋さんで売っています。これをある日父が買ってきてくれました。中を見て、鳥肌が立ったのを覚えています。


「僕がやってみたいことはまさにこういうことだ」


僕自身、建築という進路を決めたのは高校1年生の頃で、比較的早かったのですが、頭の中にあるぼんやりとしたやりたいことのイメージと、大学でできることが一致しているか疑問でした。オープンキャンパスもそれを解決する助けにはなりましたが、この雑誌は僕にとってとても大きいものだったのです。この雑誌を定期的に読んで勉強に対するやる気をつけていました。



大学に入ると様々な価値観を持つ人に出会えます。それをモチベーションにするのもいいかもしれません。他にも、高校の時とは生活の様子が変わることもありますね。それについてはまた別の機会に触れたいなと思います。



 


これで今日の僕のブログは終わりです!最後まで読んでいただきありがとうございました。明日も一般入試で入ってきた泰地が受験を語ります!僕自身、みんなが受験のとき何を考えていたか興味があるので楽しみにしたいと思います!


ではまた〜


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